Q.COVID-19パンデミックの最中に避妊については安全なのでしょうか?
A.もちろんです。COVID-19パンデミックであろうがなかろうが、すべての近代的避妊法は安全に使用することができます。仮に、あなたがこの6か月以内に出産した、あるいは、糖尿病、高血圧、乳がんなどの健康上の問題を抱えているのであれば、また喫煙者であるならば、どのような避妊法であれば安全に使用できるかについてかかりつけの医療機関などに尋ねてください。
Q.とにかく、COVID-19パンデミックの間は妊娠を避けたいのです。どうしたらいいですか?
A. 妊娠を望まないのであれば、あなたが選択した避妊法を開始するあるいは継続することです。具体的な相談があれば、かかりつけの医療機関、または日本家族計画協会が開設している『思春期・FPホットライン』(祝祭日を除く、月曜日から金曜日の10時から16時まで、03-3235-2638)にお問い合わせください。
Q.「ステイ・ホーム」を守っていることもあって、今使っている避妊法を入手できません。
A.近くの薬局・ドラッグストアやコンビニでコンドームを購入するのがひとつ。ピルや緊急避妊薬については、オンライン診療が始まっていますので、『Dr北村が推奨する緊急避妊薬・低用量ピル処方施設検索サイト』から医療機関を探し出して直接連絡を取ってみてください。
Q.COVID-19パンデミックが起こっている中で、一番いい避妊法は何ですか?
A.近代的避妊法であれば妊娠を回避するのに役立ちます。あなたとあなたのパートナーは、それを入手する方法があるはずです。一番いい避妊法とは、妊娠する側にある女性が主体的に使える方法です。
コンドームは意図しない妊娠やHIVを含む性感染症予防には役立ちますが、男性の協力が不可欠です。
緊急避妊薬は性交後72時間以内に服用することで妊娠を95%ほど回避できる方法です。
Q.今使っている避妊法を変更したいのですが。可能ですか?
A.可能です。かかりつけの医療機関や近くの薬局などに相談してみてください。もちろん、「思春期・FPホットライン」でも相談を受け付けています。
Q.COVID-19パンデミックにある今ですが、子宮内避妊具(IUD)を除去したい、あるいは交換する時期が迫っています。どうしたらいいですか?
A.わが国で使用されているIUD/IUS(ミレーナ)は一応5年で交換することになっています。しかし、多少の期間延長があっても効果を急激に下げるわけではありませんので、かかりつけの医療機関に相談してみてください。
本来ですと、指導者のための避妊と性感染症予防セミナーのご案内がお手元に・・・
の時期なのですが、150人規模の研修会をどのように開催するか思案中デス
今年のテーマ「SDGsから見るリプロダクティブ・ヘルスの課題」をお届けするために
通常?オンライン?など模索しつつ、あれやこれやと情報収集いたしております
今月末からスタートの予定でしたが、お目にかかれるのは少し先になりそうです
北村邦夫所長スタッフも元気です!どうぞご安心下さい。再会を楽しみにしつつ!