第62回日本産科婦人科学会学術講演会の講演者として来日した
オエゴン健康科学大学の  レオン・スペロフ名誉教授との鼎談風景。


スペロフ博士はピルの開発をした『ピルの父』と呼ばれているピンカス博士の功績をまとめた
「A Good Man」という本を出版しました。ピンカス博士とピルをとりまく歴史の中には日本でのできごとや、
JFPAの創設に大きく関わった加藤シヅエさんの話しも登場します。
日本では10年、アメリカでは承認50年という節目にあたることもあり、今回の企画となった訳です。
出席者は自称「ピルの邦ちゃん」である北村邦夫所長と、 助産師でもあるスペロフ夫人そして
スペロフ博士の本を翻訳したことのある神奈川県立汐見台病院産婦人科副部長の早乙女智子先生の4名。

アメリカも若い女性にとって経費がピル普及のネックであること、医療機関で一人ひとりに時間がとれずに
説明が行き届かなかったり、副効用の紹介がなかかできないことなど日本の現状と変わらないお話で
何となく遅れていると思われれがちな我が国が特別でないことを実感しました。
「チーム医療こそ、女性の健康を守る上で重要」との博士のコメントを聞くと、そのことを実現できている
クリニックとしてはちょっ嬉しかったりするワケです。日本のピル承認50年目はどんな様子なのでしょうねぇ~
最後に記念撮影

早乙女先生の和服ステキでしたよ~